後悔日誌

今日の日記は明日書くかもしれません。(それは既に日記ではない)

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生トトロ

職場で郷里の話が出た時のこと。

我が田舎の 鄙っぷり があまりに珍しかったのか、
若いコ達が感動してくれました。嬉しくない(苦笑)。

そんな我が田舎がどんな感じかと言いますと。


父方の田舎は京都の山奥で代々百姓をしておりまして、
家も典型的な昔の農家でした。

例えばお風呂。私が子供の頃は未だ

五右衛門風呂

でした。 (木製の板を沈めて入るタイプ)
燃料はもちろん薪。

このお風呂と、総木製で汲み取り式のトイレは、母屋から
離れた屋外にあって、子供達が夜間に用を足したくなった
時は、誰か大人に付き添ってもらわないとダメでした。
(暗くて怖い怖くない以前に、下に落ちる恐れがあるから)

母屋はと言うと、玄関を入ると10帖くらいの叩き土間。
上がったところには、囲炉裏がありました。
屋根はもちろん茅葺。
縁側からは、長閑な田園風景が見渡せましたっけ。

台所には 「おくどさん」 があったし、炭は毎年祖父が作って
いました。

母屋の隣りには、農具などを格納していたであろう小屋も
ありました。昔は牛や鶏も居たとか。

ご先祖の墓は山の中にあって、お盆の時は親族で列をなして
お参りしたものです。
昔のお墓は御影石を四角く削った墓石じゃなくて、大きな石を
どん、どんと置いただけのものだから、そうとは知らずに上に
乗ったりして、 「それご先祖様や!」 と叱られる事も多々。

夏は川に蛍が飛び交い、山に入ればカブトムシやクワガタが
取り放題。
冬は冬で、山の中と言う事もあってそこそこ雪が深いため、
雪遊びに興じる事も出来、上空には何の障害物も無いから
凧も揚げ放題。

車の音はもちろん、都会の喧騒は皆無の閑静な世界。
家の前で 「やっほー!」 と叫べば、向こう側に見える山から
「やっほー!」 と山彦が返ってくる。

まさに、 トトロの世界 でした。

もっともうちのグランパ、元々家を継いだ長男夫婦が子宝に
恵まれなかったことから、兄の養子となった末弟だったのに、
農業するのは嫌だと拒否って家業を継がずに宮大工となり、
受け継いだ田畑も二束三文で全部売っ払ってしまったと言う、
ある意味豪気な人でして。
(おかげでパパンの兄弟は、パパンを除いて全員大工さん)

大工ゆえ、家も自分でどんどこリフォームしてゆき、今では殆ど
昔の面影はありません。
帰省する度に部屋や風呂やトイレなどが増築されていくから、
それはそれで面白かったですが。

うちのグランパ、明治生まれでしたしね。
今の若いコ達の祖父母は、恐らく私の両親よりちょっとだけ上って
世代だろうから、そのご家庭には五右衛門風呂とかおくどさんとか
当然無かったでしょうよ。
そりゃ、珍しがるのも無理ないか。でも嬉しくない(苦笑)。

因みに、母方の田舎は多分大阪のどこかです。
多分、と言うのは、墓以外何も残っていないからです。
江戸時代は、平民だけれど結構大きな家だったそうで、羽振りも
かなり良かったらしいんですが、私にとっての曽祖父及び祖父が
二代連続で身上を潰してスッカラカン。
当時の面影は、やたらデカいだけの墓石しか残っておりません。
(どいつもこいつも……)

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