後悔日誌

今日の日記は明日書くかもしれません。(それは既に日記ではない)

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キャラメルボックス 『クロノス』

昨日の続き。

「香港王」でお買い物した後はトアロードを北上。
上り坂で「 Make A Wish 」一口分くらいはカロリー消費して
後は異人館通り&北野通りを新神戸まで向かってテクテクと。

それにしても・・・ この辺りはもう何度も来ているのに、いまだかつて
まともに観光したことがありません、私。

何だかすっかり “新神戸オリエンタル劇場への通り道”
化しているわ(苦笑)。


今度来る時はマップ片手に異人館街を歩いてみようかな。

「香港王」&「HANAZONOカフェ」込みで。


そんなこんなで、演劇集団キャラメルボックスのクリスマス公演
『クロノス』 、観劇です。

(以下、少々ネタバレあり)




今回の作品は、梶尾真治著『クロノス・ジョウンターの伝説』の中の
「吹原和彦の軌跡」を舞台化したもの。

・・・なんですが、 めっちゃキャラメル風味 でした。

言われなきゃ「オリジナル作品」だと思えるくらいに。

タイムトラベルがテーマで、登場人物は温かくて、優しい作風で。
梶井先生とキャラメルの作・演出の成井さんの感性が同じなんでしょう。

因みに少女時代、コバルト文庫の「海外ロマンチックSF傑作選」が
愛読書で、とりわけ「たんぽぽ娘」と「翼のジェニー」が好きだった私も
感性が近いのかもしれません。


もちろん100ページほどの活字を約2時間の演劇に仕立ててあるので
登場人物は倍増しているし、キャラ設定なども少し変えてあります。
でも、世界観を壊したりはしていません。
むしろ科幻博物館の館長などは「うまく補完したなぁ」とさえ思いました。

終始テンポ良く進んでいくし、笑える部分も所々挿入されてたし、
最後は決して大団円エンドではないけれど、切なくてほろ苦い、
いびつなハッピーエンドという感じで。

うん、良かったですよ。


ただ・・・

ヒトデナシ姉妹 の私と妹は、「失敗」3回めあたりで揃って

「そろそろ諦めりゃいいのに・・・」

と思っていましたが。
(もちろん声には出さず)
(鬼だよアンタら)


だってねぇ。


重いよ、その気持ち。


4度目(←舞台ではそうだったよね?)の「射出」の時、来美子は
吹原がもう一度来てくれることを「待ってる」って言うんだけど。

コレ、 正直キッツイなぁ 、と。

時間を超えることで吹原が時の神様から受ける“ペナルティ”を
来美子は知らないわけで、だからこそ、そう言ったんでしょう。

で、吹原は“あの時点で自分のことを待っている”来美子を救うべく
最後の旅に出たわけで。

吹原は満足でしょう。愛する人を救えたのだから。

でも、来美子は?

その後、自分を助けるため吹原がどうなったのか事実を知ったら?

原作より舞台の方がその可能性は高いでしょう。
彼女の弟と吹原の妹が4度目の射出までは知ってるんだから。
ミッション成功の如何を問わず、今度吹原が戻って来る時には
来美子も自分達も、老齢で生きていられないかもしれないって
知ってるんだから。

キツイなぁ・・・
来美子の方も吹原に好意を持っていたんだろうから、尚更。
「待ってる」と言ってしまった自分を責めやしないかと。

そこらへんはタイムパラドックスで、その世界に吹原自身が
存在しなかったとかに収束しちゃうわけですか?
うーむ。


私はどちらかと言うと、残された者達の方に感情がシフトして
すごくやるせない気持ちになりました。
吹原の両親も含めて。


後になって、いろいろなものがこみ上げてくる作品です。

同じ過去への時間遡行でも、『サマータイムマシン・ブルース』とか
キャラメルの『銀河旋律』ほんわかシアワセ気分になれたのになぁ。

コメント

クロノス 

こんにちわーはじめまして。私もきょう見に行きました。
周りが吹原さんの一途さを大絶賛する中、一人で「えっ ( ̄□( ̄□( ̄□ ̄;)!!なんて自分勝手な」と呆然としてました。彼があまりにも周囲の人々をを置いていってしまうので最後にはなんだか愉快でしたが。ほんとに、残された人はどうしたらいいんでしょうね。
が、友人は彼に感動しているようだったので、「私、もしかして冷たい?」と悩んでました。
なので、ここを読んで安心しました。
('∪`人)
  • posted by さとこ 
  • URL 
  • at 2005年11月16日 00時19分 
  • [編集]

コメントありがとうございます 

そうですよね。
吹原のあの純粋さ、一途さは賞賛に値するかもしれませんが、
愛する来美子の命を救うことだけに一生懸命で周囲が全く
見えていないのはどうかという気がします。
吹原の妹なんかやるせないですよー。
あの後両親が事実を知ったら「何故止めなかった?!」と
責められると思うもの。
まぁそんなどうでもいいところまで深く考えてしまう方が
間違っているのかもしれませんが・・・(苦笑)
でも、同じような意見の方がいらっしゃって、こちらこそ
安心いたしました。
  • posted by びびあん狼太 
  • URL 
  • at 2005年11月16日 21時30分 
  • [編集]

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「クロノス」見に行ってきました。

演劇集団キャラメルボックス2005クリスマスツアーの『クロノス』を見に行ってきました。(キャラメルボックス大好きなんですよ、私)面白かったです!何時にもましてどきどきしました

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